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ポルシェ918に敬意を表し、ケイマンに限定車が出たらと言う設定

オーナーさまが持ち込んだイメージ、それは『PORSCHE 918 RSR』の写真でした。自分のクルマをこのクルマのようにしたい…
ベースとなるボディこそシルバーですがボディ形状はもちろん、フィールドも違います。
そのため写真のようなオレンジのラインを入れるということに、デザインをさせていただく側として反対の意思を伝え、いくつかのイメージをご提案させていただきました。

PORSCHE 918 TRIBUTE LIMITED EDITION』。

最初に重視したのは『コピー』なのかどうかということ。
同じようにデザインすることは簡単ですが、それは918RSRのデザインのコピー。
そこでデザインの軸に『もしポルシェが918RSRの発売を記念したケイマンを発売するとしたら』というコンセプトを置くことでケイマンのボディ形状や色合い、日常的に使うということで派手過ぎずという要素を考慮しながらデザインを進めていきました。

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派手とシックの融和点

ソリッド(単色)ではノッペリ感の出る幅の広いラインをブラッシュドと言われるヘアライン調フィルムを使用することで長さ方向を強調してスポーティーさを演出。さらにそのラインが全体に浮かないようにするためにさらにブラッシュドの素材をベースに使用しトーンを落として派手になりすぎないように。
文字も本来は『TRIBUTE 918』としたいところですがグラデーションが難しいのでデザイン的なまとまりを優先して文字列を逆転させています。他にもヘッドライト下をマットシルバー(艶消し)で貼ることでライトを縦長なシルエットにするなどまとまり感を重視しました。

施工ではフィルムを剥がした時にも傷が残らないボディにカッターを当てない特殊な施工方法を採用するほか、デザイン画を基にしてゴールドのラインはすべてあらかじめコンピュータでカットを行います。
ルーフなども単純な台形ではなくルーフラインの湾曲に合わせるなどデザイン画を忠実に再現していきます。
ヘッドライト下のフィルムも『目の下のクマ』にならないような狙い通りの程よい仕上がりになりました。

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使用フィルム
今回は中央のストライプをより流れるラインとして強調するためにブラッシュドと言われるヘアライン上に線の入ったフィルムを使用しました。
ブラッシュドフィルムの場合、上に重ねると定着力が弱くなり剥がれる可能性などもあるので注意が必要です。

3M
1080-BR230:ブラッシュドチタニウム(ボンネット・ルーフ)
1080-BR241:ブラッシュドゴールド(ボンネット・ルーフ)
1080-M21:マットシルバー(ヘッドライト下)
その他:ロゴに艶消し黒等

デザイン、施工にもうひとつのサービス

デザインをすること、そしてそれを形にすること。
このどちらもオーナーさまが満足頂けるレベルでサービスを行うことはもちろんとても大切で、施工プロセスの写真撮影、報告、そして納車時に完成したデザイン画を額装してお渡しします。
ここまでが通常のサービス内容となりますが、ラップテックではその先のもう一つのサービスをご提供しています。
それが『撮影』です。
スタジオ撮影のほか、外ロケを含め自動車雑誌などを手掛けるプロのカメラマンやご要望に応じたロケ地の用意、モデルと言った+アルファの要素に至るまでをご提供できます。架空の雑誌記事のような仕上がりから大判の出力まで、オーナー様が望む形で作品を記念に残すお手伝いをさせていただきます。

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貼る「だけ」ではない差別化は業界でも注目

これまで「デザイナー」、「マネージメント(価格設定やサービス管理)」、「貼る人(職人)」などそれぞれ専門が違っていた作業を全て理解したスタッフが一括管理することで一歩踏み込んだサービスが可能になりました。
他にはないサービスをしながら高くはない。それは全てを理解してバランスよくアレンジすることでコストを下げることができるからです。
雑誌『MOTOR HEAD』での取材でも『自分だけの一台を作品として完成させることの喜び』を紹介してもらいました。

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